ゼンショーグループ
労働組合連合会
会長
会長挨拶
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日々ご支援いただいている
皆さまへ
ゼンショーグループ労働組合連合会(ZWF)は、2014年11月に発足した組織です。現在14の労働組合が加盟しています。皆さまの組合活動へのご理解ご協力のもと、組合員数162,984人、加入率99.7%(2025年9月末時点、加入対象者のみ)という規模に成長することができました。厚く感謝申し上げます。
継続的な賃上げを実現
ゼンショーグループ労働組合連合会は、国民生活を支える流通・サービス業で日々働く組合員が、安定的なくらしを送り、消費を楽しみ、
結果として日本経済の活性化に寄与できるよう、可処分所得の継続的な引き上げを求めてきました。
ゼンショーホールディングスとの2025年春季労使交渉では、13年連続のベースアップを実現し、直近3年間(2023年~2025年)の累計賃上げ
率は36.7%となりました。組合員の先行き不安を解消するべく、2030年までのベースアップについても労使で合意しています。クルー(パート
・アルバイト)組合員、契約社員組合員の時給についても、継続的な賃上げがなされています。
「声なき声を、声にする」
一方で、組合員の声を集約し、すべての組合員にとって明るくはたらきやすい職場をつくるという点については、まだまだ課題があると認識しています。
2025年10月、「声なき声を、声にする」という活動方針を表明しました。組合員の声を真摯に聴き、声を集め、会社との労使協議を通じて、組合員にとって明るくはたらきやすい職場を具現化する。労働組合としての基本を見直し、組合員の立場に寄り添った活動に取り組んでまいります。
理念の共感と実践を広げる
ゼンショーグループ労働組合連合会は、会社と理念を共有するユニークな組織です。「食を通じて、人類社会の安定と発展に責任をおい、
世界から飢餓と貧困を撲滅する」。この理念の共感と実践を広げていく活動にも力を入れる考えです。
2025年8月には、「はま寿司従業員組合会」が気仙沼市の児童養護施設を訪問し、子どもたちに新鮮なお寿司をお届けする食体験イベントを開催しました。当連合会ならではの横断的なネットワークを活かし、「ココスジャパンユニオン」が協賛。ファミリーレストラン「ココス」のあたたかい食事も楽しんでいただきました。多くの組合員がボランティアで参加し、理念に基づく活動の意義を実感することができました。
引き続き、組合員および地域社会の皆さまとともに、理念の共感と実践を広げてまいります。
2025年11月